合併していわき市が生まれる前の1961年の常磐市消防団員から、2008年にいわき市消防団団長を退職するまで、46年あまりにわたって消防団員の任務をまっとうされた佐藤久男さんの「瑞宝双光章受章祝賀会」に参加しました。
大震災があった一昨年の6月1日に、党中央からの義援金をJAいわき中部に届けた際の代表理事組合長としての佐藤さんが、私にとっては馴染み深いです。その5日前の通常総代会で選出されたばかりでした。
その後も何度か、TPP参加阻止などをテーマに懇談する機会もありました。
午後は、大震災の年の年末12月23日に設立された「原発事故の完全賠償をさせる会」総会とあわせ、「元の生活をかえせ・原発事故被害いわき訴訟原告団結団式」がありました。私も原告の一員です。
あの非常事態中の精神的苦痛に対する慰謝料、廃炉完了までの損害賠償を求めることはもちろん、「国策民営」として異論を排除して強行されてきた原発政策による被害の補償責任を認めさせ、政策形成訴訟としてきわめて重要な訴訟だと私は認識しています。
低線量被曝が緩慢な苦しみと不安を長期にもたらし続けることへの断罪と、健康問題などへの万全な対策をしっかりと求めます。
原告団は、きのうで500人を超えています。きょうも200人を超えるかたがたが原告参加を表明されたようです。
福島原発事故被害は拡大しています。風化させることなく、私たちは発信し続けます。