関心の高さ/総代会/撮影

選挙区候補者はきょうの午前中までいわき市内。

朝8時、いわき駅前通りと国道との交差点近くから始まって、4か所の街頭から訴えました。街頭宣伝の進行役は高橋あき子市議。

通っていく車から手を振っていってくれる姿が多いことは、やはり関心の高さを感じます。四倉(よつくら)では宣伝カーの到着を待っていてくれた10数人に加え、ご近所のみなさんが出てきてくれました。

久之浜(ひさのはま)駅前がきょうの市内最後。市議と候補者は私が話している間、近くで聞いてくれている人たちにごあいさつです。

午後は医療生協の総代会に参加。私は議案提案者の理事の一人でもあります。

参院選公示直後でもあり、「社会保障のために消費税増税」が争点として急浮上していることもあり、消費税導入後の社会保障後退の歴史を数字で裏付け、「社会保障のため」がまったくの虚構で、現実には大企業減税の穴埋めでしかない消費税の使われ方の実態を告発、ため込みすぎの大企業内部留保の社会への還元こそ政治がしなければならない仕事でしょう、と発言しました。

総代会後は写真スタジオへ行き、支援者のみなさんにきびしくチェックされながらの写真撮影。「中途半端な笑顔は表情がつまらない」「もっと自然体で」「もっと笑えないの」とたいへんでした。プロの写真家はどちらかといえば私寄りなのですが、支援者が納得せず、注文が多すぎます。

候補者と終日行動/公約破りの連続/十分な財源

いわき入りしたいわぶち友選挙区候補と終日行動しました。

午前中は勿来(なこそ)地域の3か所、午後は泉・小名浜地域の6か所の街頭から訴えました。

伊藤ひろゆき市議が街頭演説での進行役でした。

どこの場所でも立ち止まって聞いてくれる人、家の中の窓際で聞いてくれる人、宣伝カーの近くまで出てきて聞いてくれる人がいて、関心の高さがうかがわれます。

とくに、消費税増税は大問題で、「やめてくれ」「生活できない」「共産党しか頼れない」の声は切実です。「消費税ノー」の願いはこぞって日本共産党に託してください。

夕刻は演説会。私も、公約破りを続けて国民の怒りに包囲されて鳩山内閣が退陣したのに、菅内閣になってまた「消費税は増税しない」の公約をさっそく破り、財界しか言っていない消費税増税と法人税減税をセットでしようとする姿勢を告発しました。

年間5兆円に及ぶ軍事費と、大企業・大資産家に大盤振る舞いしてきた減税策にメスを入れ、大企業によるため込みすぎの内部留保を社会に還元させるルールをつくれば、十分な財源が確保できます。

実際の法人税負担率/根拠がない主張/演説会

参議院選挙が公示されました。昨年の政権交代後、初の国政選挙です。

きょうの「しんぶん赤旗」1面に、日本のトップ企業で経常利益の上位100社の実際の法人税負担率が掲載されています。2003~09年度決算データからの試算です。

日本経団連の会長企業・住友化学は16.6%、鳩山前首相が大量の株式を保有していたブリジストンは21.3%、トヨタ自動車は30.1%などで、100社平均は33.7%。

日本経団連が現在40パーセントの法人実効税率が高すぎるから減税を、との主張に根拠がないことは明らかです。

ちなみに『日本税制の総点検』(北野弘久・谷山治雄編著、勁草書房、08年10月刊)では大企業の実際の実効税率が低くなる要因を示してくれています(151㌻)。「試験研究費税額控除」「外国税額控除」「受取配当益金負参入」などです。

きょうの小川地域での演説会では、こうした資料も使いながら消費税増税の不当性を訴えました。

なお、今は、所得金額が800万円以下の中小企業の税率は軽減されていますが、日本共産党は、現行の法人税の画一的な比例税率(30%)そのものが不公平で、「法人税に累進性を導入し、一定範囲内の所得については現行より税率を引き下げる」ことを求めています。

公示前最終日/普段より多い激励/街宣/井戸端

参院選公示前の最終日のきょうは、朝から午前中いっぱいは雨模様。

福島高専近くの街道沿いでの朝の定時定点街宣では、通勤されるみなさんから手を振っていただく激励が普段より多かったのは、きのうの9党党首討論報道の影響でしょうか?

午前中は内郷での行動。公示前日だけに、本番ポスター準備、ポスター張り替え、訪問、宣伝、それにみんなの昼食の準備と、仕事は盛りだくさん。

私は宣伝カーを運転してもらって5か所の街頭から訴え。雨の中、家から出てきて手を振っていただくかた、車からの声援には励まされます。

午後は私が住む郷ヶ丘の後援会員2人と街頭6か所から宣伝。話し始めると勝手口の戸を開けて手を振っていただくかた、そしてやはり車から手を振っていただくかた、事業所の窓を開けて聞いていただくかた、ちょうど下校の小学生たちは「応援します!」と大はしゃぎの応援。

宣伝後は、私のご近所230軒あまりに「消費税10%増税許しません」の「しんぶん赤旗」6・7月号外と、7月1日の地元での演説会の案内チラシを配布しました。

途中、お会いすると井戸端会議になるかたたちとまた会議の開催となりました。

「話を聞けてよかった」/「増税やめさせて」/お茶

参院選公示前の最後の小名浜での定時定点街宣。

いったん家にもどる途中、信号待ちをしていると、石屋さんと葬祭場しか見えない景色のなかに「ラーメン」の真っ赤なのぼり旗。いったいどこにラーメン屋さんが?

きょうは小名浜地域の後援会員の宣伝カー運転で、6か所の街頭から訴え。かなり狭い場所にも入り込みました。

家から音の出る場所まで(要するに宣伝カーの前まで)出てきてくれて、「最近の政治のことが分からなくて、どうしたらいいか困っていた。話を聞かせてもらってよかった。かんばってほしい」と言ってくださるかた。

自宅で庭に出て聞いてくれ、「消費税増税なんてとんでもない。共産党にほんとうにがんばってやめさせてほしい」と声をかけてくださるかた。

なかには、「共産党、と聞こえたから長谷部さんと思って出てきたよ」というかたも。自宅に招かれて冷たいお茶をいただきました。

べからず選挙/302か所/行く先々でのつながり

自宅近くの朝の定時定点での街宣は、参院選前はきょうが最後。

選挙が公示されるととたんに選挙で何が問われるのかを宣伝カーで話せなくなる「べからず選挙」では、ほんとうに困ってしまいます。

きょうは小名浜の洋向台団地から始まって、海岸沿いの9か所の街頭から訴えました。4月からの街頭宣伝が302か所となりました。途中、永崎(ながさき)海岸近くでは、宣伝カーにいっしょに乗ってくれた後援会員のお知り合い宅も訪問。

海を見ると、何とはなしに、写真を撮ってしまいます。

街宣場所のご近所にもごあいさつしながらの行動でしたが、「生協のデイケアで世話になってるんだよ」と顔を見るなり声をかけていただいたり、「前任の県議のお連れ合いとは遠縁なんだ」と言われたり。

なにやらきょうは、行く先々でなんらかのつながりのあるお宅のみなさんと出会えました。

夕刻にはいわき民主商工会の定期総会があり、党地区委員会を代表してのごあいさつをさせていただきました。なにより、国会閉会前に、議論にすらならなかった消費税増税を表明した菅総理の公約破りには、「5%の今でさえ分納でなんとかしのいでいるのに、商売をやめろというのか」と、怒りの声が寄せられました。

ポスター/訪問/負担が重い消費税/街頭から

朝4時半起きして、5時から参院選の政策ポスターを地元のみなさんと1時間強、立てて歩きました。

午前中と夕刻にはそれぞれ神谷(かべや)地域、好間(よしま)地域の後援会員と地元のお知り合い宅を訪問しました。

消費税増税を菅総理が表明したことについて、「今でさえ苦しいのに、弱い者に負担が重い消費税が上げられたらやっていけなくなる」「約束が違うじゃないか」「自民党から出た連中が中心の民主党だから、結局はこういうことになるんじゃないか」と言うかたがた、「年をとって医療や介護が必要な身になってきて、政治がここをおろそかにしてきたことが身にしみる」」「筋を通せるのは共産党だけになってきた」と、ご自分の暮らしと政治が直結している話をしてくれるかたがたが増えていると実感します。

夕刻前の午後の時間帯は私が住む住宅街の隣りの住宅街の4か所の街頭から訴えました。

訪問と街宣と/とんでもない消費税増税

朝9時過ぎから小名浜地域の医療生協後援会員と日ごろのつながりがある組合員さん宅を訪問しました。

自営業者は「民主党も消費税を上げるなんて。小さな業者のことも庶民の暮らしも何も分からない人たちがすること」と、怒り心頭でした。

10時半からは日本国憲法を守るいわき市共同センターの市内いっせい宣伝。小名浜のいつものスーパー前を通っていく車からの声援は次から次とあり、話しているほうがびっくりするぐらいでした。

午後2時からは医療生協職員後援会員と訪問。ほんとうにみなさん、政治について話したいことがいっぱいある、共産党に聞きたい、言いたい、とばかりの勢いでした。大きな期待を感じます。

土手にはホタルブクロ。

夕刻からは小名浜のスーパー前3か所と街道沿いの街頭から訴え。近くの公園のおじさんたち、客待ちをしているタクシー運転手さんたち、買い物に来ていたかたからの拍手、激励の言葉。「まったく言うとおりだ。消費税増税なんかとんでもない。財界言いなりじゃないか」と怒る人も。

励まされる声援/叱咤も/帰宅されるみなさん

金曜日の定時定点の街頭では、自転車通勤する高校時代の同級生、そして通勤されるみなさんからの声援に励まされています。

午前中は平の平窪(ひらくぼ)地域の後援会員の案内で6か所の街頭から訴えました。住宅街ですが、通りかかる車からの声援が多いのには、われながらびっくりします。

午後は、小名浜の医療生協組合員の後援会員が、ご近所を案内してくれました。初めて訪問するお宅ばかりなのですが、「民主党のあの政権にはあきれた。菅さんが変えるわけでないどころか、消費税は増税する、沖縄の基地問題は自民党に舞いもどり、共産党にしっかりしてもらいたい」と叱咤されました。

あるお宅の松の木には感心しきり。

夕刻からは、渡辺ひろゆき市議と5か所の街頭から。帰宅するみなさんからのあたたかい声援に感謝です。

「自民党といっしょ」と自民党席から

新首相が選ばれたもとで、予算委員会の論戦抜きに国政選挙になだれ込むというのは、20年来なかったそうです。

自民党による政治を変えてほしい、と国民のみなさんが願ったはずの昨年の「政権交代」ですが、公約破りを続けたあげく、今度は、疑惑隠し、争点隠し、菅内閣正体隠しの国会閉会です。あきれるほかにありません。

おとといの参院本会議での自民党議員の質問では、民主党政権について、普天間基地は辺野古への移設という自民党案に舞いもどり、財源では消費税増税に踏み出そうとしていることで、やっと与党らしくなってきた、と皮肉られ、「自民党といっしょだ」と自民党席から野次も飛びました。

自民党がお墨付きを与える民主党政権の姿です。アメリカに沖縄県民の総意・日本国民の民意を伝えられない、財界に社会的責任を果たせとも言えない、こんな政治は変えましょう。