少しの日差しで、「大暑」とは思えない涼しいぐらいの天候のなか、久しぶりにペロと県営のいわき公園へ行ってきました。
いつもの西側のエントランスゾーンではなく、東側の遊びのゾーン側の駐車場に車を入れて。
10歳になったシーズー犬がヒトの年齢ではいくつに相当するかはわかりませんが、ペロも童心に戻った(?)のではないでしょうか。家に戻るとまたもろもろの処分作業。分別してまとまるたびにゴミ出ししていますが、ちょっとまだ先が……
少しの日差しで、「大暑」とは思えない涼しいぐらいの天候のなか、久しぶりにペロと県営のいわき公園へ行ってきました。
いつもの西側のエントランスゾーンではなく、東側の遊びのゾーン側の駐車場に車を入れて。
10歳になったシーズー犬がヒトの年齢ではいくつに相当するかはわかりませんが、ペロも童心に戻った(?)のではないでしょうか。家に戻るとまたもろもろの処分作業。分別してまとまるたびにゴミ出ししていますが、ちょっとまだ先が……
午前中に散歩。3丁目南部にあるわが家を出て西進、2丁目南部の中央部を横断、 「イチョウ公園」では地面からイチョウの子がいっぱい。そこから北進して2丁目北部に入り、やはり中央部を東進、3丁目にある保育園前を通過し、小学校手前から南へ向かってわが家へ。家の中では、投票日以来、手を付けてしまっていまだ続くもろもろの雑多品の処分作業。とくにこまごましたものは手に負えないとは言ってられません。積んだ状態にある名刺もたいへんです。
たまに「日本会議」にかかわる別の本にまた目を通したり。
きょうはペロの散髪日で送り迎えをしました。
「カットが終わりました」と連絡を受け、迎えに行くと、カットしてくれたお嬢さんに抱かれたペロは大はしゃぎ。
「とってもいい子でしたよ」とお嬢さん。
ペロも今年の6月には10歳を迎えていました。私の退院後は、こうして大半の時間をいっしょに暮らしています。つい、「別れの日が来たらその日をどう迎えよう」などと考えてしまいます。
『あたらしい憲法草案のはなし』(自民党の憲法改正草案を爆発的にひろめる有志連合[自爆連]著、太郎次郎社エディタス)を読みました。
「できるだけ草案をつくった人びとの気持ちによりそい、そこにこめられた理念や内容をつたえたい」目的で、1947年に当時の文部省が、全国の中学一年生向けに発行した『あたらしい憲法のはなし』を模してつくられています。
4年前の2012年4月27日に決定された自民党憲法改正草案のねらいについて、ものの見事に描いてあると思います。 重要だと思うのは、「草案を考えた人びとが、どれほど強い、熱い思いをもって、あたらしい憲法をつくろうとしているか」を知ってもらおうとする自爆連のかたがたの熱意ある書きぶりです。ともかく、日本国憲法に基づく戦後政治・社会を「戦後レジーム」とののしり、九条はもちろん、根底から憲法全体をなぜ変えたがるか、その執念を知るべきです。
12年前の2004年6月10日、「九条を持つ日本国憲法を、自分のものとして選び直」そうと、「九条の会アピール」が発せられました。「強く、熱い思いをもって日本国憲法を選び直す」覚悟と決意を具体的にいっそう固める契機にしないとなりません。
『最新 惑星入門』(渡部潤一・渡辺好恵著、朝日新書)を読みました。
私たちの地球を含む太陽系について、その理解がどう進んできたか、どこまでわかったか、わからないのは何か、について惑星科学の基本を説き起こしてくれます。
8つの惑星(水・金・地・火・木・土・天・海)はもちろん、月、火星と木星との間の小惑星、彗星、惑星間塵、流星、太陽系外縁天体、冥王星などの準惑星の最新の探査・研究成果に触れることができます。
著者の渡部潤一さんは、会津若松市出身で今は国立天文台教授・副台長。冥王星を惑星というカテゴリーからはずすこととなった惑星の定義を定めた、国際天文学連合の惑星定義委員会の7人の中に、アジアから唯一の委員として加わったその人です(参照『新しい太陽系』新潮新書)。
足、とくに右足の足首から下のしびれ、それに足指中心のつりやすさが抜けず、6月上旬に受診した整形を再度受診。
とくに心配することはなさそうですが、前回処方の筋肉の緊張をほぐす漢方薬、追加で手足のしびれ症状改善剤のそれぞれ内服30日分、それに前回同様の湿布薬でしっかり経過を観察することとしました。家に戻ると、 現職の高橋あき子市議からバトンタッチする坂本康一(こういち)さんが、吉田英策県議とともに訪ねてきてくれました。9月4日告示・11日投票でいわき市議選があります。もう2か月を切っています。坂本さんは、浜通り医療生協に勤務していた、職場の私の後輩です。
がんばろう!
1丁目のアパートからここの戸建てへ越してきた十数年前以来、「家庭菜園」をしています。と言っても、お隣りからいただいた2本のキュウリの苗、2本のミニトマトだけです。以前は2人そろって朝の水やりなど日常の世話をする時間も取れなくなるままに、いつしかやめてしまっていました。今年はすでにキュウリは10本弱、トマトも赤いほうは40個ほど、黄色のほうも20個ほどの「収穫」です。日ごろの継続的な世話如何、ということをあらためて知らされています。
きょうは、あしたが新聞休刊日ということもあり、「しんぶん赤旗」は最終面が「学問・文化」欄で、ファンがけっこういると聞いているコラム「朝の風」も。
「生長の家の覚悟と見識」。ここに「30年余り前、それまでの右翼的政治活動と決別した」とあります。『日本会議の正体』によれば、1983年8月、「・生政連(1964年8月結成の生長の家政治連合)は解散する・今後、生長の家は政治活動を一切しない・特定候補の選挙支援やカンパもしない」と宣言したことをさしています。
ハスの花が咲いている、というので、白水阿弥陀堂へ夫婦2人で行ってきました。白水阿弥陀堂は、永暦元年(1160年)、藤原清衡の娘・徳姫が建立した平安時代末期の阿弥陀堂で、福島県唯一の国宝建造物に指定されています(「国宝 白水阿弥陀堂 真言宗智山派 菩提山願成寺」ホームページ)。「当時は末法思想から、この世に極楽浄土を再現すべき浄土式庭園を伴った阿弥陀堂も多く建てられたが、当堂の周囲にも昭和37(1962)年以来の発掘により、庭園の存在が明らかになり、『白水阿弥陀堂境域』として国指定史跡に指定されている」(『いわき史跡めぐり』社団法人いわき観光物産協会 ポシェットブックス、03年)。
「沼に残る2,000年昔の古代ハスは、6月末から9月初旬が見ごろ」(歴史春秋社の観光パーフェクトガイド『いわき』01年)とのこと。
「平安時代後期の浄土教の盛んな時、数多くの阿弥陀堂が建立されたが、現存する東北の一間四面堂として、岩手県の中尊寺金色堂や宮城県の高蔵寺阿弥陀堂とともに貴重な建造物」でもあります(『いわき市の文化財』いわき市教育委員会、いわき市文化財保護審議会監修、03年)。
『日本会議の正体』(青木理[おさむ]著、平凡社新書)を読みました。
著者がジャーナリストとして節度をもって当事者に接して取材する姿勢に徹していることがよくわかります。
が、その取材の過程で、「秘密主義」、「警戒感」、「敵対意識」といったようなものをつくづくと痛感させられたそうです。 まずもって、著者の反骨ジャーナリズム精神とその取材姿勢に敬意を表したいと思います。この日本会議について、外国メディアが国内のメディアよりもよく取材し報じている(?)ことが紹介されます。 著者のまとめによれば、日本会議とは「日本の政治をつくりかえようとしている極右ロビー団体」(オーストラリア・ABCテレビ、15年12月3日)であり、「強力な超国家主義団体」(フランス「ル・モンド」紙、15年6月26日)であり、「安倍内閣を牛耳」(アメリカ・CNNテレビ、15年2月27日)っているにもかかわらず、「日本のメディアの注目をほとんど集めていない」(イギリス「エコノミスト」誌、15年6月6日)。
プロローグにあるように、取材によってそのことを検証・洞察することが目的です。日本会議という右派組織の正体を知り、現下日本の政治や社会状況の問題点を捉えなおす好著だと思います。
『科学者と戦争』(池内了著、岩波新書)を読みました。 「政治の保守化・軍事化と軌を一にして軍学共同が急進展する日本の現状をレポート」しています。
2008年に制定された宇宙基本法の第3条には「我が国の安全保障に資する」と書き込まれ、2010年には宇宙航空研究開発機構(JAXA[ジャクサ])法にあった「平和目的に限る」の条項も抹消されました。堂々と軍事化路線を歩む宣言です。当然ながら、共産党は反対しました。どれほどの人がこの事実を承知されているでしょうか。
安倍政権の平和主義破壊は研究・教育分野をも通して着々とその手を打っていることがわかります。科学者の具体的な研究をめぐり、「研究者版経済的徴兵制」と著者が呼ぶ資金的研究条件の悪化があることは間違いありませんが、いったい、何のために、誰のために研究するのか、科学者自身とともに、市民も真剣に問わないとならない時代です。