県議団会議で9月県議会での代表質問の検討をしました。今回の代表質問はあべ裕美子さんです。
原発事故検証、賠償、除染、事故収束作業員の健康、県・市町村職員の健康と増員、避難者・被災者への広域自治体としての責任ある支援、県総合計画、県民の健康管理と、福祉型自治体を県としてめざすべきこと、再生可能エネルギーの普及・推進、教育行政などを柱に、意見交換です。
きょうの午後とあしたは県内諸団体のみなさんから「要望をお聞きする会」。来年度の県の予算に対する要望です。
県腎臓病協議会、きょうされん福島支部、県私学団体総連合会から直接お話をうかがい、県市長会からは要望書を受け取りました。
「過渡の保障と供給を望むものではありません。『いつでも、どこでも、だれでも安心して受けられる医療と福祉』の拡充を期待」とは、腎臓病協議会の「要望趣旨」。昨年の原発震災では県内の多くの透析患者さんたちが「命の危機」に見舞われ、今日に至ってもなおきびしい状況が語られました。
障がい者のみなさんもまったく同じです。
「社会的弱者」が震災時にもっとも苦しめられ、「災害弱者」とされた現実をあらためて突きつけられた思いです。
福祉型国家と福祉型自治体がこれからの日本社会のめざす道です。その指針が日本国憲法であることもまた、認識を深めた思いです。