6月県議会最終日を迎えました。
本会議前に、「福島県沿岸部水産業復興議員協議会」の設立の呼びかけがあり、県の浜通り地域選出の15人の超党派議員で設立されました。私が理事の1人になることも承認されました。
午後1時から本会議。各常任委員会委員長報告後、ふくしま未来ネットワークと私の2人が討論しました。
未来ネットは、参院福島選挙区議員定数削減に反対する意見書に反対と、尖閣諸島の領有警備を自衛隊が平時からできるようにすることを含めた法整備を求める意見書に賛成する討論でした。
私は、国会議員定数削減は民意を削ることでしかないこと、尖閣諸島についてはその領有の歴史上、国際法上の正当性を理をつくし、堂々と主張する外交努力こそ重要なことであることを主張、未来ネットとはまったくさかさまでした。ほかに、ダメなものはダメ、いいものはいい、という立場から、知事提出議案の1件に反対し、採択・可決すべき請願や意見書に関して討論しました。全文を党県議団ホームページに掲載しますので、ぜひご参照ください。
それにしても、消費税増税反対意見書やTPP参加反対意見書を否決する県議会とは、いったい、大震災・原発事故被災県として、どういうことなのでしょう。
本会議後、他会派の議員から「あの討論を聞いて賛成起立しそうになった」とか、県執行部から「あの討論演説はありがとうございました」とかと声をかけられ、少しホッとします。
その後、子育て・健康・医療対策特別委員会としての「中間報告」を議長・副議長に報告し、知事申し入れをしました。
さらにその後、県議海外行政調査にかかる最後の打ち合わせ。きょうは第1回目に続き、清水修二・福島大学教授から事前研修を受けました。
控室にもどってからは、今議会のまとめをする県議団会議をしました。