調査3日目はまず、福島県消防防災航空センターへ行き、防災ヘリの活動状況などを調査しました。
昨年3月は、災害応急対策で13件、約13時間の運航、救急・救助を加えると40件、約32時間の運航だったとのこと。年間ではここ数年、300~350時間の運航だそうです。
機体や機器類の定期点検もおこたるわけにはいきません。
質疑後、2班に分かれて防災ヘリに試乗。震災でのがけ崩れ現場と堤防決壊現場を地上約300mの高さから見て回りました。
午後はまたバス移動。田村市滝根町といわき市川前町小白井(おじろい)にまたがる風力発電所「滝根小白井ウインドファーム」。事業会社は㈱ユーラスエナジー滝根小白井。
23基の発電機で、4万6000キロワット(一般標準家庭約3万世帯相当分)の発電能力があります。到着したときは、風速5.5m/s、発電量3000kw、標準世帯7000軒分、と表示されていました。
電気は東京電力に売電しています。
ともかく、多種多様な再生可能エネルギー活用の技術開発と爆発的普及はこれからです。