県議会企画環境委員会で3日間の県内調査です。
初日は、役場の駐車場まで津波が浸水し、すぐ東側にあるJR新地駅が津波の直撃を受け、町全体では5分の1(約904ha)の面積が浸水した新地町。亡くなられたかたは115人にのぼり、500戸を超える住宅が全半壊しましたました。
町の復興計画に基づき、宅地など買い取り、集団移転など、住民合意を前提に進めようとしている現状です。
全壊した新地駅については、この区間を含めたルートをやや内陸側に変更して復旧予定です。土地買収なども含め、具体的にはこれからです。
次におとずれたのは相馬市。ここでも津波の被害は大きく、亡くなられたかたが457人、全半壊住宅が2900戸を超えています。
こちらでは大震災で発生したがれきの処理について、市内に設置された仮置場とそこでのがれきの破砕・選別処理作業を調査しました。
県庁を出発し、長時間に及ぶバス車中移動でした。