わが家の庭の桜も、「いくぞ!」という感じ。
金曜日のけさ、わが家から車で5分もかからない「中山」という地域で、地元の後援会員4人と定時定点の街宣をしました。
やはりちょっと間が空いてしまったのですが、通勤される車からのみなさんの声援には強く励まされます。
デジカメを持ち忘れ、記録できずに残念。
きょうは市内小中学校のプール授業再開の実施計画をめぐり、保護者からの相談があり、市議といっしょに市教委をたずね、また、地方交付税で学校図書館関係の地方財政措置がされた件で話を聞きました。
県のいわき教育事務所やいわき振興局にも新年度のごあいさつを兼ねてそんな話もしてきました。
市教委としては、プール使用再開にあたり、県教委を通して国に対し、プール水放射線量などの「安全基準」を示すよう要請していますが、その返答はありません。
保護者に対しても、市教委として、ただ通知するのでなく、質疑をする機会をつくるなど、しっかりとした手立てをとるように求めました。
どうも私には、国・県・市という行政の一体感がないことがいちばんの不安材料です。
夕刻は、「原発事故の完全賠償をさせる会」のこれからのとりくみの方向をさぐる学習会に参加。私は、低線量放射能汚染による健康被害の不安をなくすためには、がん検診を含めた健診の無料実施が切実で喫緊の政策課題であることを意見として述べました。
今月一日の安達太良連峰。
数日前に中学校でプールをやる方針と知って非常に不安です。子供に将来何かあったら、誰が責任をとってくれるのか。プールは見送って欲しいと思います。
さくらさま
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
はっきりしていることは、加害者は東電と国で、いわき市民も行政としてのいわき市も被害者であることです。
加害者が責任をとることは世間の常識ですが、少なくとも今回の原発事故で加害者がまともな責任をとろうとしていません。
強大な権力を持った加害者側が責任逃れをするもとで、被害者同士が対立してみたり、もの言わない被害者が生まれてしまったりしています。
ともかく、被害者である保護者の間でしっかりと問題を見つめ、被害者である学校と問題を共有し、話し合いをするしかないと思います。
福島県の今年度のプール使用に関して調べており、どこに質問して
良いのかわからないため、コメントさせていただきます。
プールが使用できるようになることには不安がありますが、
そこは、県や市がクリアしていただけると信じておりますが、
原発事故よりプールにたまっている水はどうするのでしょうか?
そのまま排水なのでしょうか?
東電へ水の排水をしないようにと抗議している漁協等もありますが、
プールの水の排水をそのまま行うのでは、矛盾しているのでは
無いでしょうか?
mumuさま
コメントありがとうございます。
矛盾はまったくその通りと私も思います。
なにせこういう事態はぜったい「ない」ことが前提として思わされていたのに、「ある」ことになった以上、予備知識も準備もなにもない世界に私たちは放り込まれました。
原発敷地内の高濃度汚染水と学校プールの放射能汚染と、どれだけ違い、どれだけ環境への影響があるのかなにも国は知らせてくれません。
国策として「ぜったい事故はない」ことを前提に進められた原発政策のもと、原発事故後、国と東電の無責任対応のなか、すべての被害者が「分断」させられています。
今後、これまでの世の中のしくみを支え、あるいは黙認し、あるいは放ったらかしにしてきた有権者としてどう責任をとるか、こういう方向で話を進めない限り、ものごとは進まない気がしています。