「共産党に入るつもりだ」という人がいると聞き、地元の党支部の党員とたずねました。60代のかたですが、聞くと、若いころからかつてすんでいた地域の共産党の人たちや、「しんぶん赤旗」日刊紙を読んでいる人たちと交流があった、とのこと。
原発でも20年ほど働き、言っちゃいけないことでがんじがらめで、言えば即クビだった、という話。
そんなわけで、入党申込書にすぐに書いてもらいながらの話でした。
その後、福島第一原発30km圏内に一部が入る久之浜地域の住民のみなさんと懇談。放射線測定と汚染マップの策定、除染によって安心して暮らせる環境にもどすこと、子どもたちの避難先を含めた対策、賠償問題など、原発事故直後からの住民の悩みはいまだほとんど大きいままです。
午後には、私も理事を務めている浜通り医療生協の理事会でした。「終(つい)の棲家(すみか)」は私が病院事務長として移転新築する以前からの課題で、欠陥だらけの介護保険制度のもと、解決へ向けて独自の努力を続けています。