『安斎育郎のやさしい放射能教室』(合同出版)を読みました。
「しんぶん赤旗日曜版」の今年(2011年)7月31日から10月16日まで12回にわたって連載した記事に加筆・修正をしてまとめた本です。
安斎さんは半世紀にわたって原子力分野にかかわり、勉強しているうちに国の原子力政策に疑問をもち、批判し続けてきた放射線防護学の専門家です。
「いま何ができ、何が有効か、いのちやくらしを守るためにどうすればいいのか。正確な情報と知識を伝えていくことも…科学者としての社会的責任」との思いで、いまさら聞けないハテナの疑問に答えてくれます。