「共産党の指摘が無視された結果」/情報過多と過疎

きょうも医療生協でお世話になっているみなさんを午前、午後とたずねました。

午前中は小名浜生協病院がある岡小名地域のみなさん。引っ越す前の病院がすぐ前にあった地域でもあります。

その当時からお世話になっているかたがたばかりということもありますが、とりわけ原発事故では、「けっきょくは共産党の指摘が無視された結果」「共産党が言っていたことをもっと広めたい」と、熱い激励が続き、励まされるばかりです。

午後は下神白(しもかじろ)地域。高台のあるお宅では、「テレビを見ていると、原発事故のことではっきりしているのは共産党だけ。私にもわかる」というかた。

神白川河畔の家はほとんどが津波の被害にあいました。「解体撤去」と張り紙がある家も少なくありません。

あるお宅では、「政権交代前に民主党に投票した。いまの民主党は自民党政治をそれまで以上に進める姿勢が自分にもわかる。民主にも自民にも投票できない。共産党はマスコミが知らせてくれないが、原発がなければ電力は不足する、ということと、共産党はなんとなく悪い、と思わされていることと、なんだかいっしょな気がしてきた」と。

情報過多の時代にあって、政治的情報過疎が、今の政治的現実を作り出していることを、見据えなければなりません。民主主義の土壌を作る途上であることをつくづく感じます。

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