野田佳彦首相の行動は異様です。
2年前、自公政権は審判によって退場させられ、民主党は自公政治を変えることを使命に政権についたのでした。
野田首相の行動は、組閣前に自公両党と党首会談をし、民主党が国民に約束した政策を廃止・見直す「3党合意」を遵守し、消費税増税の協議実行などを約束したことでした。
もうひとつ、組閣前におまいりしたのが財界。
自公と一体化し、財界直結の野田内閣の姿勢は異常です。
財界による仕掛けと、大手マスメディアにより、「二大政党」「政権選択」の名のもと、民主、自民は中身のない「偽りの対立」を演出してきた2年間ですが、その仕掛けも崩壊です。