日本共産党に入党して、50年、30年の党員を顕彰するつどいがありました。
1922(大正11)年にこの日本に共産党が生まれて89年ですが、50年前の1961(昭和36)年は私が生まれて2年目。
顕彰されたおひとりに、私が中学生当時、隣りのクラスを担任していたかたもいらっしゃいました。
1961年は、年表をひも解くと、前年6月には現行安保条約が自然成立させられ、この年3月には「安保改定阻止国民会議」が「安保反対・平和と民主主義をまもる国民会議」として再発足し、8月には松川事件差戻し審で仙台高裁が全員無罪判決を下していました。
福島県内で青春時代を過ごしたかたも少なくなく、松川事件に触れて、当時を振り返る話には、その時代を感じます。
と同時に、そのとき、時代を動かす人びとのなかに、必ず日本共産党員の姿があることを、いまさらながら思い知らされるのです。
やはり、住みよい社会づくりのために、日本共産党はなくてはなりません。
この顕彰とあわせてきょうは、久保田仁党県委員長による学習講演もありました。延期されている選挙が、国会での法改定により、年内に行なわれることが確実です。