私も理事をつとめている、浜通り医療生活協同組合の第32回通常総代会がありました。大震災の影響で、ひと月遅れの開催でした。
各地域の支部活動の報告は、震災後の原発・放射能の学習会に多くの住民のみなさんが参加したとりくみを含め、それまでの継続的な体操教室、ミニデイサービス、まちかど健康チェック、旅行などの行事、こうしたとりくみを通しての組合員仲間ふやし、増資の組織化など、生き生きと活発で多彩な内容で、元気をもらえました。
私は、今年度事業計画・予算案で「原発依存をやめ自然エネルギーに舵を切るとき」と触れている点を補足し、現在の原発の技術が、人類の生存とは共存できないことが明らかになったこと、日本の原発発電能力の40倍ものエネルギーとなりうる自然エネルギーの 資源量があることを環境省が発表していること、この自然エネルギー活用の技術開発と利用促進・普及にこそ日本は踏み切るときで、そのための合意を広げよう、と発言しました。
総代会では最後に、「原発事故の収束、全面補償、原発ゼロの決断を求める特別決議」を採択しました。