滋賀・奈良のボランティア/いっせい行動/原発事故現場作業員

滋賀県と奈良県からのボランティアのみなさんが、きょうも住宅地の訪問と聴き取り行動に出発です。

私は内郷(うちごう)・好間(よしま)地域のいっせい行動へ。20人のみなさんが、炊き出し隊と「原発ゼロ」署名・街宣隊にわかれ、行動開始。

4人の街宣隊は、4か所の街頭から。団地内では、ベランダに出てくるかた、窓を網戸にして聞いてくれる様子のかた、宣伝カーの前を「がんばってくださいね」と声をかけていってくださるかた。

家族が東京電力社員で、「そんな話はやめろ!」と飛び出てくる人もいました。

私は、社員を責める話をしているわけではありません。

社員や協力社員が事故収束のためにあの事故現場で必死に働いていることには敬意をもっており、作業員の被ばく線量の厳重管理をはじめ、健康の保持は東電経営陣の責務です。

そのことにも触れなければ、と思いました。

午後は、エレベーターのない市営住宅の5階に住んでいるかたが、医師から「階段歩行困難」のコメントつきの診断書を受けており、1~2階に引っ越したい、という要望を受け、市の担当部署に同行しました。

その後、「原発ゼロ」署名を私の自宅に返送していただいたかた宅をたずねました。「10年ほど前から新聞記事を切り抜いているが、危ないと私ですら思っていたんだ」、「テレビのコマーシャルを見ているかぎり、原発がなければ日本の電力源がなくなる、と思い込まされていた。自然エネルギーの発電量が原発の発電量よりも多いのが世界の現実。共産党にがんばってほしい」などなどと、いま、エネルギー源を国民としてどう判断するか、対話がたいへん重要なときだと感じます。

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