日本の原発54基の総発電能力は4885万キロワットだそうです。
今年4月に公表された、環境省が昨年委託した「再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査」の報告書によると、太陽光発電(非住宅系)・風力発電・中小水力発電・地熱発電だけで、実際のエネルギーとなりうる資源量は20億キロワットを超えるとされています。(導入ポテンシャルだけ抜き出して私が作表しました)
原発54基分の40倍以上です。
これに、ドイツが力を入れているバイオマス、また「波力発電」「潮力発電」「海洋温度差発電」など、「海洋大国」日本にふさわしい海洋エネルギーの活用などを考えれば、なにやら日本は資源大国にもなりえます。
昨年は、世界全体で見ると、自然エネルギーのクリーン御三家(風力、太陽光、バイオマス)の総発電量が、原子力による総発電量を追い越したんだそうです。
日本では、国や電力会社や御用学者がメディアを通してたれながす情報に「洗脳」され、原子力以外に選択肢がないかのように思わされていなかったでしょうか。
どうも日本はとり残されています。原発に依存し続けてきた日本の政治の遅れに原因があると言わざるをえません。
日本は、国家として、自然エネルギーの大きな可能性に挑戦するときです。
産業界の言いなりで、原発「安全神話」からちっとも抜け出せない海江田万里経産相の停止原発再開要請は、情けないほど論外です。
けさはペロと近くの神社に散歩です。