漁業団体に義捐金/漁に出てこそ/切迫した思い

党のいわき・双葉地区委員会として、いわき市内の漁業団体に、党中央からの義捐金をお渡ししました。

たずねたのは、福島県漁業協同組合連合会、いわき市漁業協同組合、中之作(なかのさく)漁協、江名(えな)漁協、小名浜機船底曳網漁協。

県漁連と市漁協には党県書記長の町田和史さんも同行しました。

共通して出される話は、「漁港の復旧」「原発事故の早期収束」「原発事故による全面賠償」「漁業者は漁に出てこそ生き生きする」ということです。

「漁師が陸(おか)でスコップをもっていてもイライラが募るばかり」「地震と津波による被害は猟師はみんな承知している。問題は原発」「今すぐにでも漁に出られる猟師はいるのに」「原発は絶対安全だと聞かされていたのに」「絶対安全な原発なら、東京湾につくればいい」と、率直な意見が次つぎと出されます。

漁協によっては、建物内部の被害が大きいところもあり、専務理事さんが出かける用事がある直前にうかがったのにもかかわらず、津波被害当日や地震被害の様子を細かく説明していただいたりしました。

漁民の日々の生活にかかわるだけに、ほんとうに切迫した思いが切々と感じられた訪問でした。

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