かつて病院事務長をし、組織部長もつとめた浜通り医療生協の新入職員オリエンテーションで、「社会保障と平和と私たちの仕事」をテーマに話をしました。
大震災であらわになった日本の社会保障制度のしくみのぜい弱性、これが実は「小泉構造改革」にかなりの責任があること、「政権交代」はその転換を民主党自身が熱く語っていたはずなのに、約束は守られないまま大震災に襲われたこと、憲法が示す社会保障の方向は明確で、たとえば「福島民友」の3日前の社説が「憲法という基本原理に照らして、課される使命を確実に履行」すべきことを訴えたこと、1953年に結成された民医連が、当初からこのことを主張するだけでなく実践していること、浜通り医療生協と事業所の職員がまさにその当事者で、新入職員のみなさんが、現場の仕事を支えるとともに、こうした心をもって仕事にあたってほしい、と、熱くなりすぎるぐらいに語ってしまいました。
振り付け教室をしているわけではけっしてありません。