菅内閣の支持率が17.8%(時事通信社・世論調査10~13日)と2割を割り込み、小沢グループの衆院議員16人が「会派離脱」を宣言し、民主党の瓦解が始まる様子を見るようです。
もともと、自民党所属だった人たちが幹部をつとめ、「寄合所帯」の政党なので綱領も持ちようがなく、党中央財政は政党助成金がなければ成り立たない「国営政党」です。「政権交代」だけが目的で、「国民の生活第一」はそのための方便だったわけです。
こういう政党を、政権を担いうる政党として持ち上げた責任は誰がとるのでしょうか? 「自民か民主か」「自民がダメなら民主」とあおり、ほかに選択肢があることを示さないことが、今の事態を招いたと私には思えます。
有権者には情報がなかったのです。
ほかの国の「民主化」を歓迎するのもいいですが、この国の民主主義に真剣に向き合わなければなりません。マスコミのなかにジャーナリズムを育てることと表裏一体の課題のように見えます。
きょうは福島市で県議選をめぐる会議。昼食は、近くの中華料理店で激辛の「地獄ラーメン」。おいしかった!