きのうは、「善は急げ」と来週10日にも転院予定と書きましたが、その病院からその後にあった連絡によると、確保している唯一の病室の保険外部屋代が、私の感覚では観光地優良ホテル並みでおよそ数か月間分の支払いがまず不能。家族とのメールでのやり取り、転院予定先病院との間に入ってもらっているこちらの病院の看護師長さんや医師の手も煩わせ、やっと方向を確認。今月末の30日ないし31日に転院を先延ばしすることで具体的調整です。どんな治療をしに行くかというと、悪性リンパ腫が再発した場合やほかの治療法で効果がないときの手段としての造血幹細胞(骨髄)移植です。移植にもいくつか方法があって、私の場合は、血清や遺伝子の型が適合するドナーから造血幹細胞を提供してもらう「同種造血幹細胞移植」です。実はドナーはすでに決まっています。
ともかく、こちらでし残した化学療法の数クール実施後ということになるので、移植そのものは3月ぐらいになるんでしょうか。物の本によれば、「造血幹細胞移植は、移植前に強力な化学療法や放射線療法をおこなううえ、移植後に強い副作用が起こるリスクもあるため、全身状態が比較的よい人が対象になります」(飛内賢正・監修『健康ライブラリー イラスト版 血液のがん』(講談社))。