いのちの起源/最遠の銀河

『いのちの起源への旅137億年』(前田利夫著、新日本出版社)を読みました。

著者は「しんぶん赤旗」の科学部記者を20年近くにわたってつとめたかた。

記者の仕事を通じ、「人類の起源」「生命の起源」「宇宙の起源」に興味を引かれ、こり3つの起源を宇宙の歴史の大きな流れでとらえ、現代科学の到達点を紹介したい、との思いで書かれたのが本書。

両親の子どもとして生まれた現在の「あなた」の話から始まって、時間の流れをさかのぼり、宇宙の始まりにたどり着く叙述です。

ちなみに、地球から最遠の銀河は、2010年10月21日号『ネイチャー』に発表された131億光年のかなた、と本書で紹介されていますが、きょうのニュースによると、米航空宇宙局(NASA)が約132億光年先にある銀河をハッブル宇宙望遠鏡を使って発見した、とのこと。

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