6年前に天皇の退位の意向/「皇室の在り方」「天皇の在り方」についての天皇の考え

きのうからけさにかけ、テレビ・新聞などメディアが、天皇がすでに6年前、76歳の時の2010年7月22日夜の「参与会議」で退位の意向を示していた、と報じていました。以下、「朝日新聞」のきょう付け12版2面から。161018%e5%a4%a9%e7%9a%87%e6%b0%97%e6%8c%81%e3%81%a11161018%e5%a4%a9%e7%9a%87%e6%b0%97%e6%8c%81%e3%81%a12「このままでは天皇の務めを果たせなくなる。その前に、私は譲位すべきと思っている」。
「80歳までは務めを果たしたいが、その後は譲位を望みます」。

その2年前、08年には天皇は精神的なストレスが原因とされる胃や十二指腸の炎症が確認されるなど、体調は万全でなかったとのこと。宮内庁は翌09年に初めて本格的な公務見直し策を公表していました。

その09年は即位20年を迎え、11月6日の記者会見では「将来の皇室の在り方については,皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います」と語っていました。

なお、「朝日」記事にはありませんが、09年は4月8日に「天皇皇后両陛下御結婚50年に際して」の記者会見もしていて、「大日本帝国憲法下の天皇の在り方と日本国憲法下の天皇の在り方を比べれば、日本国憲法下の天皇の在り方の方が天皇の長い歴史で見た場合、伝統的な天皇の在り方に沿うものと思います」と語っています。160728%e5%a4%a9%e7%9a%87090408%e7%99%ba%e8%a8%80

この発言などは、「日本会議」や安倍晋三など自民党を乗っ取った右翼はまったく無視しています。3か月ほど前にブログで触れました。

 

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