けさ5時40分の採血の結果、血液の状態は元に戻っており、当初のもくろみ通り、あした(14日)午後から日曜日16日の午後まで、2泊3日の自宅外泊許可が出ました。きょうはモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」をDVDで観ました。2006年2月、ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場でのライブ収録です。その時点で「今日最も理想的と言えるキャストを配し、豪華な衣装と装置も嬉しい至福の《フィガロ》」とうたわれています。
AIDA(158分)、「魔笛」(176分)、そしてフィガロが184分。いずれも生まれて初めて、DVDとはいえ、観る機会に恵まれました。これらもまた、この入院を機に友人が貸してくれたものです。
ともかく、日本の古典芸能にも触れたことのないまま今に至っているものもあり、入院という事態で「時間の扱い方」が違うからとはいえ、やはり「文化」に接しようとする姿勢・構えの問題かと…