軍事依存経済/現実を憲法に近づける希望

『軍事依存経済』(しんぶん赤旗経済部、新日本出版社)を読みました。161009%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e4%be%9d%e5%ad%98アベ政治が、経済成長の一環として、原発だけでなく武器輸出を位置づけていることを見るだけでも、経済と軍事の一体不可分は露骨です。161009%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e4%be%9d%e5%ad%98105%e3%8c%bbそもそも安倍首相の認識からして、「経済を成長させ、そしてGDPを増やしていく‥‥当然、防衛費をしっかり増やしていくこともできます」(2015年4月、「笹川平和財団米国」主催シンポジウムでの講演後の質疑応答で)。161009%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e4%be%9d%e5%ad%98%e3%82%aa%e3%83%93%e7%9b%ae%e6%ac%a1ともかく、首相は、軍事産業の育成・強化を政策目的に掲げる防衛装備庁などという行政組織まで設置して見せましたが、「戦争のための再軍備を可能とする産業は許されない」(ポツダム宣言第11項・1945年7月26日)に違反することは明白です。

日本の右傾化の現実を、憲法が示す理想に近づけることが、いまを生きる私たちの大いなる希望であり仕事です。まだ間に合います。

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