安保法制=戦争法が新段階です。 稲田防衛相はきのう(24日)、戦争法に基づく新任務の訓練に全面的に着手することを表明したからです。
自衛隊員が海外で殺し殺される危険の加速です。殺し殺されることが前提とされた任務遂行となれば、殺し殺されることを受け入れる日本人を育てなければなりません。
【海上幕僚監部防衛課と海自幹部学校作戦法規研究室が作成
現行憲法とは考え方が違う教育基本法だけではそうはなりません。だから安倍首相は、「解釈改憲」によって戦争放棄を放棄しても、戦争放棄・戦力不保持が明記された憲法を残すわけにはいかないので「明文改憲」を使命と自覚するわけです。
【防衛省内部文書から。「しんぶん赤旗」2016年3月1日付】
戦争法をつくった本人たちを進んで戦地へ行かせるべきだ、ということも、戦争法をつくった本人たちが多数を占める国会では空想にすぎません。
国会を変えて、戦争法を廃止し、とにもかくにも、立憲主義・民主主義・平和主義を取り戻さなければなりません。