『知っておきたい日本の神様』(武光誠著、角川ソフィア文庫、2005年11月初版)を読みました。これもまた10年ほど前、本のタイトル通りの関心を持って購入して今ごろになりました。
いわき市内にも、『いわきのお宮とお祭り』(いわき市神社総代会、09年3月発行)によれば、神社の数は336。それぞれに神様が祭られています。日本にはいったいいつからどんな神様がどれぐらいいるんだろう? とは素朴な疑問です。それに、神社の存在や神様が、はるか昔から地域コミュニティになくてはならないものとして意識され、地域の文化を育んできたのもまぎれもない事実です。
新興住宅地などでは、神社によるお祭りや行事からコミュニティづくりが始まったりもします。
無神論者であることとはまったく別に、人間・地域・文化と神様との関係を歴史と現在のなかで知ることは、興味深いものです。