「退院報告」ハガキを出してから、メール、電話、ばったり会ったりなど、激励の声をかけていただきまことにありがとうございます。きょうは高校時代によく寄った平(たいら)の本屋さんへ。さっそく目に入ったのは、「元の生活をかえせ・原発被害いわき市民訴訟原告団」意見陳述集『灰色の青い空』(原告団事務局;いわき市内郷御厩町[うちごう・みまやまち]3丁目101 いわき教育会館内 ℡ 0246(27)3322 Fax 0246(68)6771 )。2013年3月11日に原告822人で提訴後、現在の原告団は子ども256人を含めて1574人。私も原告団の一員です。
本書は、2013年9月19日の第1回裁判から今年(2016年)3月23日の第16回裁判までの30人の陳述です。私の母(第2回)と義兄(第11回)も陳述しました。原発事故がもたらし、今に至るまで私たちを苦しめる現実、国・東電の無責任さを知ってください。家に戻って私も直ちに読み返しました。国会では4野党が共同で安倍内閣不信任案を提出、共産党の志位和夫委員長は、安倍内閣の五つの大罪を示して糾弾(以下、「赤旗政治記者」ツイッターより)。
①憲法違反の安保法制・戦争法を強行し、立憲主義を根底から破壊しようとしていること、
②3年半にわたるアベノミクスが破綻し、日本経済と国民生活を深刻な危機に陥れていること、
③自ら賛成した「国会決議」すら無視したTPP協定を、力づくで押し通そうとしていること、
④福島原発事故が収束せず、今なお福島県全体で9万人を越える方々が避難生活を強いられているのに、原発再稼働と原発輸出への暴走を突き進んでいること、
⑤沖縄県民の意思を無視し新基地建設を押し付けてきたこと。
そのうえで、野党と市民の共闘を必ず成功させ、選挙に勝ち、自公を打ち倒し、憲法の平和主義・立憲主義・民主主義を貫く新しい政治を築くために、全力をつくす決意を表明し、安倍内閣の速やかな退陣を強く求めました。
不信任案は自民・公明とおおさか維新の会などの反対で否決されましたが、「虚構の多数」を頼みに暴走する政治を参院選できっぱり退場の審判を下しましょう!