木曜街宣/散髪/消費税/「赤字」税務署

3週間ぶりに4時半の目覚まし時計で目覚め。ここ2週間は時計よりも早く目覚めてしまっていました。日刊「しんぶん赤旗」の配達です。

6時25分からの10分間のテレビ体操後、朝食をとって7時35分からは20分間、木曜日定例の街頭宣伝。この間の訪問で、「あの場所で姿をいつも見てますよ」の声があるもんで、住宅街から降りて通勤するみなさんに注目していると、けっこう視線を向けてくれる人が多いことに気づきました。

きょうはボサボサになってしまった髪をやっとさっぱりさせました。前回に散髪してから10日後ぐらいに撮った写真を見てもらって、「同じように」と注文。

ちょっと前の話ですが、「全国商工新聞」11月15日号に、税理士で元静岡大学教授の湖東京至さんの「09年度の消費税還付金 輸出大企業10社に8014億円」の記事。毎年この時期に掲載されていますす。

「外国のお客さんから日本の消費税はもらえない。だからトヨタなどが仕入れの際に払った消費税を返してあげる」というしくみです。価格への転嫁が力関係で決まる不透明でいいかげんな消費税ですが、下請けに払っているかもわからない税金を返してもらえるのです。

ちなみに、病院の社会保険診療報酬には還付金はありませんから、診療材料や薬に含まれている消費税は自己負担です。患者さんに転嫁するわけにはいきません。

こんなしくみになっているので、還付金を受ける企業がある税務署では、月末までに振り込まないと利息をつけなければならないので、還付金の振込みに追われるんだそうです。

税金を集める仕事が税務署なのに、消費税に限っては税金を返すことも大事な仕事で、全国の税務署のうち、13の税務署では、消費税の税収より還付金が上回る「赤字」なんだそうです。07年度でいちばんの「赤字」税務署は、トヨタ自動車やその関連会社を抱える豊田税務署で、1616億円の「赤字」。

それぞれ見やすいように、上位5位まで示しますが、日本の世の中、こういうわけです。

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