県議会はきょう、あしたと4つの「交渉会派」による代表質問です。
そのトップが今回は共産党。神山悦子団長が登壇です。
安保法案撤回を知事として求めること、マイナンバー制度、原発再稼働停止と県内原発廃炉、原発事故・汚染水対策、改定福島復興指針、健康長寿県、日本一子育てしやすい県、復興予算財源、地方再生の9つの大きなテーマで44の質問です。
安保法案に関し、自らの認識に基づく見解を2度にわたって語らない知事の姿勢は、政治的に恐ろしく後退しているといわざるを得ません。
現実に格差と貧困が国の悪政によってつくられるもと、子どもの貧困を予防し、解消へ向かうには、子育てや教育に保護者が過大に強いられる「私費負担」を公費に置き換えていく行政施策が求められることは言うまでもありません。
その具体策として、保育所・幼稚園の無料化、学校給食の無料化、高校通学費用助成などを求めましたが、再質問に対しても、こども未来局長、教育長とも冷たい答弁を繰り返しました。