今期最後の議会となる9月定例県議会での代表質問、一般質問の県議団としての最初の検討をしました。
きのうの知事申入れ項目にも沿いつつ、あれこれと。
きのうはたまたま、いわき市の好間工業団地内の「いわきエネルギーパーク」事業で、出力11万2,000kwの小規模石炭火力発電事業に関し、県が「環境影響評価準備書面に対する意見」を提出していました。
これを見ると、「国においては、小規模石炭火力発電の設置について、地球温暖化対策の観点から看過すべきでないとする議論もなされている」「小規模石炭火力発電という枠内で最も効率の良い設備を採用していることをもって、二酸化炭素削減に最良の措置をとっているという主張は、市民感覚として認められない」と端的。
県も言うように、小規模であろうと、従来の発電法に比べて温室効果ガス削減効果があろうと、石炭火力発電の増設そのものが温暖化ガス排出を増加させます。
震災後に改定した県地球温暖化対策推進計画では、2020年度には1990年度比で温室効果ガスをマイナス10~15%の目標ですが、2013年度はプラス15.5%です。
やはり、再生可能エネルギーの爆発的普及こそ、とるべき道だと思います。