9月定例会へ向けた共産党県議団としての知事申し入れをしました。
戦争法案の撤回を求めること、福島第二原発廃炉・改定福島復興指針の見直しを求めること、健康長寿県をめざして、日本一子育てしやすい県づくり、農林水産業・中小企業の再生、くらしと生業の再建による復興の7つの大項目で、全体で66項目です。
20分間の時間なので、県議団として強調点を分担。
私は健康長寿県にかかわり、医療と高齢者施策について、いずれも憲法25条に基づく行政責任を明確にし、住民の権利として保障するしくみとすることを冒頭に強調。
そのうえで、必要な医療を公的保険で受けられる医療提供体制を構築する地域医療構想を自主的に策定すること、地域包括ケアシステムを市町村現場でいっしょになって構築するための県職員の養成・配置が必要なこと、地域支援事業での在宅医療・介護連携、認知症施策推進、地域ケア会議、生活支援サービスの各分野での具体的支援の実施を求めました。
知事は最後に、「それぞれの思いの入った提言なので生かしていきたい」と。
申入れの前後に、統計課・保健福祉部総務課からはお願いしていた資料の説明を受け、県民健康調査室には新たな資料を求めました。