金沢へやってきたのは、「第57回自治体学校」の第3分科会「原子力地域防災と再生可能エネルギー自立への道」で「5年目に入った原発震災地・福島」の報告を要請されていたのでした。
30分以内ということで、あらかじめ、字数が30分におさまるように「しゃべり用原稿」を準備していきました。
報告はほかに、滋賀・原発裁判の会共同代表の杉原秀典さんの「住民の過半数をつなぐ運動ー原発のない社会をめざして」、福井・原発問題住民運動嶺南地区センター代表の山本雅彦さんの「原発集中立地の自治体の経済と廃炉・再生可能エネルギーへの転換」、さらに追加レポートとして、開催地・石川県から新井田義弘さんから「志賀原発の廃炉問題」がありました。
分科会助言者は立石雅昭・新潟大学名誉教授で、最初の「基調提起」として1時間の講演。
報告後には、休憩をはさみ、「原子力災害の現状と防災の課題・原発は止められるのか」、それに「再生可能エネルギーの展望・地域経済活性化および自立経済への展望」をテーマに参加者を交えての討論。
午前9時半から午後4時過ぎまで、はなはだ活発な分科会だったと思います。