6月議会も最終日です。
私たちは知事提出議案58件のうち5件に反対、議員提出の意見書議案17件・請願8件にはすべて賛成です。
討論に立ったのは共産党の宮本さん1人でした。
意見書議案・請願は、他会派の態度が様ざまで5回に分けての採択です。
安保法制に関する意見書は、民主提案の「慎重審議を求める」(①)、共産提案の「徹底審議し強行採決しない」(②)、同じく「撤回・廃案」(③)の3件。
自民・公明・無所属はすべてに反対し、多数で否決しました。
①に賛成したのは民主・共産に加え、未来ネット・みどり。
②に賛成したのは民主・共産・みどりだけ。
③には共産・みどりが賛成、民主が退席し、同会派の社民党1人が残って賛成しました。
介護報酬の再改定を求める意見書にも自民・公明・無所属が反対し、その他の会派は賛成しましたが、多数で否決されました。
介護予防・日常生活支援総合事業への移行にあたってサービス低下を招かないよう市町村を支援することを求める請願には、共産・みどりと民主会派の社民党1人だけの賛成で、不採択とされました。
県民世論調査でも過半数が「違憲」と回答する調査結果がおととい報道されたにもかかわらず、こうした声を切り捨てても戦争法案を成立させようとする自民・公明の姿勢が県議会でも明らかになりました。
介護の問題でも、利用者・事業者・市町村に寄りそわないのが自民・公明です。民主は相変わらず立ち位置が定まりません。