常任委員会2日目は生活環境部審査。
今年度から、組織再編によって、原子力安全対策課や災害対策課などが新設された「危機管理部」に移行し、総務委員会所管となったため、企画環境常任委員会の生還部としてはスリムになってしまいました。
補正予算や条例などの議案への質疑はなく、一般的事項について、私から、中間貯蔵施設予定地の地権者から直接聞いた話に基づき質疑。
その後は福島市選出の自民議員からイノシシ対策の質疑があり、私もこれを受けて、イノシシ管理計画に基づく捕獲の進ちょく点検管理体制、これまでの年間捕獲数を上回る捕獲計画であることから、事故防止策、狩猟者人材対策などについてただしました。
会津地域選出の議員からはツキノワグマ対策強化、ほかにも除染、消費者への福島産生産物の風評払拭対策を求める質疑がありました。
きょうもまた委員会を前後し、介護保険室・高齢福祉課、医療人材対策室から、前にお願いしていた資料の提供と説明を受けました。
介護では、認定者数に対する保険サービス利用者の率、介護認定度ごとの限度額に対する利用額率を知りたかったのです。
認定者個人の集計ではなく、2013年度1年間の「介護保険事業状況報告」によりますが、サービス利用者率は、要支援1で57.9%でいちばん低く、要介護2以上は9割台ですが、全体としては83.6%。2割近い認定者が保険サービスを受けていません。
支給限度額に対する利用率では、要支援1が41.2%で4割台ですが、要支援2から要介護5まで、30%台です。1割負担の利用料が支払えない反映ではないかと思います。