四時ダムESCO事業発電開始式

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四時(しとき)ダムESCO[エスコ]事業の発電開始式がありました。

四時ダムは福島県管理でいわき市川部町(かわべまち)にあります。

ESCOとは Energy Service Company の頭文字をとったもので、四時ダムESCO事業は、日本工営(株)が、ダム導水管から放流している維持用水の一部を利用した水力発電による売電と、省エネ化による環境負荷の低減、ダム管理電気料の低減を図る事業とされます。

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具体的には、福島県と日本工営の子会社のNK福島水力発電(株)が19年間の四時ダムESCO事業委託契約を結び、NK福島水力発電が水力発電設備の設計・工事、省エネ器具への改修、運転・維持管理、電気料金の支払い、売電をし、四時ダムでの包括的エネルギー管理サービスを提供する、というものです。

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省エネは、外灯のLED化、管理所内機器の高効率化で図るとされます。

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今回の事業は東北地方初のダムESCO事業で、日本工営としては2013年9月の栃木県寺山ダム、15年4月の同県塩原ダムに続く3番目だそうです。

この事業での県のメリットとして、水力発電設備などに要する初期投資の必要がなく、ダム管理に必要な電気量が削減でき、契約終了後には発電設備が無償譲渡されて売電収入などがすべて得られる、と説明されています。

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