おとといの楢葉町に続き、原子力災害対策センター(南相馬市)建設工事の安全祈願祭と起工式に参加しました。
起工式での知事式辞は、代理の副知事でしたが、今月いっぱいで退任する村田文雄副知事の最後の公務だったようです。
会場へは、わが家から6kmほど車で走ると国道6号線に出て、あとはひたすら70km余りを北上しました。富岡町・大熊町・双葉町にまたがる帰還困難区域を通行証なしで通過できるようになってから初めて通りました。
帰還困難区域内の6号線の両脇はバリケードで入れないようなっているし、道路わきには普通では見られない看板も置かれています。
コンビニだったらしき(?)店舗を見るにつけ、痛々しく感じます。
行事後、会場のすぐ近くにある南相馬市立総合病院に寄りました。福島第一原発から23kmのところにあります。
この病院の及川友好副院長が高校時代の同級生なのです。彼がその仕事をしていることを知ったのは、原発震災後に彼が被災地元医療者として国会に呼ばれた報道を見たことでした。
37~38年ぶりなのですが、当時のことに話が及ぶや、いっきに時間が消えました。