けさは自宅に近い2か所で「定時定点」の街頭宣伝を地元党後援会員としました。
総選挙後、県議会が終わっての最初の機会でしたが、車で通勤されるみなさんからの「視線」を含め、手を振ってくれるかた、おじぎをしていってくれるかたが目立ち、ずいぶんと雰囲気が違いました。
午前中、出身職場の浜通り医療生協へ行き、12月県議会での代表質問・答弁をまとめた印刷物を配って歩きました。
自民党本部が推した新知事の姿勢はどうなのか、中央官僚出身者が原発被災地・福島の知事の仕事を務められるのか、といったところに関心がある印象ですが、実は、知事選前から、こうした疑問は寄せられていました。
「憲法の精神を原点」として福島復興に全力をつくすと県民に約束した知事なので、私たちのこれからの具体的政策提起と論戦が重要です。
午後は、原子力災害対策センター(楢葉町)建設工事の安全祈願祭・起工式に参列しました。
安全祈願祭は県からの受注建設関係業者が主催、起工式は県の主催です。
福島原発震災時に使用不能となった「オフサイトセンター」の教訓をふまえてのセンターの建設で、県内ではきょうの楢葉町と、あさってにまた安全祈願祭と起工式が行なわれる南相馬市の2か所に建設されます。
国と東電はいまだに東電福島第二原発の廃炉を決めていませんが、ともかく、福島原発廃炉を確実に遂行する経過を監視するセンターとなります。
楢葉町町長が「町としての原子力災害監視体制の構築」にも言及していましたが、福島切り捨てと言っていい原発再稼働・輸出推進の国策に対し、「オール福島」で対じする県民世論の構築の緊急性と必要性を感じました。