「現行憲法の精神を原点」と知事/「原発ゼロ」には言及せず

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きょうは私と自民党の代表質問でした。

私は「原子力政策」「廃炉・汚染水対策」「中間貯蔵施設」「再生可能エネルギー」「消費税増税」「地域包括ケアシステム「子どもの貧困対策」「子ども・子育て支援新制度」「農業問題」「教育行政」「警察行政」「知事の憲法認識」の大きく11項目の38問でした。

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憲法認識について知事は、「三つの基本原則を掲げた憲法の制定が、国民の精神的支柱」となり、「国際社会からの信任を得たこと」が、今日の平和と繁栄のもととなったこと、「地方自治の本旨」は「今なお揺るぎない存在意義を有して」いること、知事自身が「現行憲法の精神を原点」とすることを明言しました。

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再質問では、「原子力に依存しない社会づくり」のもっとも明快な内容が「原発ゼロ」であり、福島県知事が発信すべきはないか、と知事に問いましたが、「原発ゼロ」には言及しませんでした。

最初の答弁で「事故の現状と教訓を踏まえ、二度とこうした事故を起こしてはならないというメッセージを、国内外にしっかりと継続的に発信し、次世代へと継承していくことが使命」との言葉も受けての再質問でしたが、自民党本部に推された知事の限界かと感じました。

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九州電力川内原発の再稼働に反対すべき、との質問には、企画調整部長が「本県の厳しい現状を踏まえ、なによりも住民の安全・安心の確保を最優先にして、国の責任において検討されるべき」としました。

再質問で、福島原発の教訓は、安全神話がもっとも危険だということであり、安全神話に基づく再稼働には異を唱えることが福島の役割、と迫りましたが、同じ答弁でした。

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