内堀雅雄新知事が、各会派に就任のあいさつをして回りました。就任はおとといの12日でしたが、議員が政調会でそろうきょうにしたようです。
私たちとしては、知事申入れ第一弾として、「九州電力川内原発の再稼働を認めないよう国に求めることについての申し入れ」を手渡しました。
知事選挙では、原発再稼働・輸出推進の自民党本部が推す内堀候補を、県議会会派としては私たち共産党だけが推しませんでした。彼自身も、選挙期間中は「県外原発の再稼働については言う権限はない」との姿勢でしたが、当選が決まってからは、「“原発に依存しない社会をつくろう”とのメッセージを国内外に明確に発信していく」と記者会見で答えていました。
きょうはそんなわけで、12月議会へ向けて執行部が準備する補正予算・条例案や、事業の現況について聞く政調会でした。
10時半から昼休みをはさみ、午後5時まで、保健福祉部・子育て支援担当、総務部、商工労働部・観光交流局、土木部、企画調整部・避難地域復興局・文化スポーツ局、生活環境部・原子力損害対策担当、教育庁、農林水産部の順に質疑応答です。
補正予算総額は約300億円の増額で調整中とのことで、条例も数多く提案予定です。
昼休みには、日韓議員連盟役員会に出席、また、12月議会の日程説明が執行部からあり、夕刻には財政部から来年度予算編成の考え方の説明もありました。
けさの知事あいさつのあと、政調会開始の前に、県警から捜査二課職員自殺についての経過説明も受けました。今年に入ってから、捜査二課での自殺者が3人となり、異常な事態です。