ブックレット4冊/地方自治・脱原発・保育

141008ブックレット4冊

この間、ブックレットの4冊を読みました。

『日本国憲法の地方自治』(杉原泰雄著、自治体研究社)は、今年7月の「第56回自治体学校」での記念講演の記録に加筆したものです。日本国憲法の第2章・憲法9条とともに、「第8章 地方自治」がとくに軽視されてきた、と著者は指摘します。その抜本的な転換を図るため、「憲法の地方自治」に不可欠な理念・理論・技術と人材を持続的に開発・育成する日本自治大学の創設を提起します。

『「3・11フクシマ」の地から原発のない社会を!』(第二回「原発と人権」全国交流集会「脱原発分科会」実行委員会編、花伝社)は、今年4月の表記の分科会での報告と議論の記録です。「脱原発をめぐる情勢と闘いの展望」「脱原発訴訟の意義と展望」とともに、この集会後の5月21日「大飯原発運転差止請求事件」での福井地裁判決を受けての特別寄稿もあります。

『これでわかる! 子ども・子育て支援新制度』(保育研究所編、ちいさいなかま社発行)と『保育新制度 子どもを守る自治体の責任』(中山徹他3人著、自治体研究社)は、来年(2015年)4月から始められようとしている新制度について、いまだに不明な点が多いこの制度の概要と問題点、課題、この制度の本質とねらいを解きほぐしてくれます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です