940人の医師不足/いわきは213人不足

140921医療圏医師数

きのう、保健福祉部地域医療課から提供してもらった資料から、作表してみました。

2年ごとの厚労省調査による医療施設従事医師数のデータです。

福島県内の医師数が、全国平均から見てどれだけ不足しているか、それに、病院・診療所勤務医の内訳と増減数です。

震災前の2010年と震災後の2012年のデータを見てみました。福島県全体では、2010年には全国平均から740人近く少ない医師数が、2012年には940人近くに拡大しています。私が住むいわき市では、200人不足が213人に拡大。

140921病・診医師数

医師数全体では、全国では8,419人増ですが、福島県では199人減。いわき市で深刻なのは、診療所医師数に増減はありませんが、病院医師数は14人減。

病院勤務医と診療所勤務医の比率は、全国では6.5対3.5、県内では6.2対3.8ですが、いわき市ではほぼ半々。医師数が少ないうえに、病院勤務医不足に拍車がかかっている事態です。

4年前、同じ問題意識でブログにも載せたことがありました。

「切れ目のない医療・介護」とか言って、憲法上の公的責任から医療も介護も切り捨てることを眼目にした医療・介護総合法のもと、いわき市民の福祉基盤は安倍政権によって崩壊させられるばかりです。

原発再稼働と表裏一体の社会保障切り捨て政治を退場させなければなりません。

140920散歩

議会会期中は久しぶりに帰る自宅でペロと散歩。

140920庭で

じん帯断裂による手術をした後ろ右足で体を支える姿勢もとれるようですが、歩く姿はまだ不自然です。

140920田んぼ

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