土砂災害への不安の解消は今や全国的課題ですが、その相談がありました。
県から急傾斜地とされている地域の住民と、そこからはずれている隣接地の住民からの相談です。
急傾斜地の前に住んでいるかたからは、その傾斜地に竹や木や草が生え放題の状態。
見る限り傾斜地なのに、急傾斜地とはされていない地域の住民からは、その傾斜地の上の住宅地からの生活排水が流され、降雨時には地盤からもあふれ出すような水。
あるお宅は庭にその水をためて流し出すための井戸までつくっていました。
それぞれに土砂災害の不安を訴えられました。
午後は、「放医研(独立行政法人 放射線医学総合研究所)をいわき市に誘致する会」が主催した「『放医研をいわき市に誘致しよう!』市民フォーラム」に参加しました。
来賓で参加した自覚はなかったのですが、開会時には舞台上の来賓席が用意されて、来賓の一人として紹介されました。
きょうの企画は、第一部がそもそも「放医研って何?」をテーマに、あの原発事故時にも情報を流し続けたFMいわきアナウンサーのベティさんが放医研理事の明石真言(まこと)さんに質問する形式の対談。
第二部が、「放医研誘致がもたらすいわき市への効果」をテーマとしたトークセッションで、福迫昌之・東日本国際大教授をコーディネーターに、明石さんに加え、「誘致する会」会長でいわき商工会議所会頭の小野栄重さん(県教育委員会委員長でもあります)、いわき市医師会会長の長谷川徳男さんの3人がパネリスト。
原発事故収束のための様ざまなとりくみの拠点となっているいわき市への放医研誘致の意義が、それぞれに語られました。