視察3日目/着床式洋上風力/欧州との違い

140904海上鉄柱

視察3日目は、「北九州市沖における着床式洋上風力発電設備の実証運転」について。

独立行政法人・産業技術総合開発機構(NEDO)と電源開発株式会社による実証研究の現況視察です。

140904風車(右)・観測塔(左)

雨が本降りになり、沖合1.3kmの風車と観測塔の様子はバス車中から見るほかありませんでした。

説明のなかで、この北九州と千葉銚子市沖での実証研究では、日本海と太平洋の違いを明確にすることも目的、といった話もあったので、そのこととあわせ、ヨーロッパの技術をそのまま適用できない理由を聞いてみました。

140904風車

海の広さの違いにより、風による波の性質、とくに太平洋は、年中、うねりがあることが特徴だそう。

また、ヨーロッパとの違いは、地震や雷の頻度や大きさ、それに地盤(低質)の複雑性に対する技術的対応が、日本はヨーロッパとの比ではないらしいです。

8時半からの視察を10時ごろには終え、福岡空港から伊丹空港を経由し、午後5時には福島空港着。

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