きょうから3日間、県議会企画環境常任委員会の県外視察です。
朝7時過ぎに家を出発し、9時前には福島空港、9時40分に伊丹空港へ向かい、飛行機を乗り継いで午後1時前には長崎空港へ。
そこから最初の視察地である佐世保市のハウステンボスへ向かいました。
ハウステンボスでは、その「裏舞台」の環境保全のとりくみについて、下水処理場、コ・ジェネレーションシステム、共同溝の視察です。
毎日出る生活排水は、そのまま海に流すことはせず、3次処理までしたうえに、細い糸のなかにトンネルの穴がある「中空糸」による高度処理を施し、中水[ちゅうすい]=リサイクル水として、ハウステンボス内の花や木への散水、トイレの洗浄水、冷却水として使っています。
使用するエネルギーも、天然ガスからガスタービン発電で電気をつくり、その廃熱も活用して175度の蒸気をつくって暖房用に使うとともに、蒸気を蒸気吸収式冷凍機の熱源にして7度の冷水にし、冷房にも使います。
地下に3.2kmの総延長で張りめぐらされている「共同溝」のトンネルには、上下水道、電気、エネルギー、通信、光ファイバーが通っています。
こうした設備の見学用に、小学生用のパンフレットも用意されていました。