けさは私が住む地域の党後援会のみなさんとともに、おもに通勤されるみなさんにむけ、2か所の街頭から訴えました。朝のこの街宣では、通って行く車からのクラクション、信号待ちなどで窓を開けて手を振ってくれる姿にいつも励まされます。
近くの事業所のかたから「がんばってよ」と声をかけていただくこともありがたいです。
午前中、内郷(うちごう)にある国宝・白水(しらみず)阿弥陀堂が目の前の集会所で議会報告をかねたつどいにみぞぐち民子市議と参加しました。ご近所の12人のみなさんに来ていただきました。
最初に志位和夫委員長演説のダイジェストDVDを視聴し、その後、6月市議会・県議会の様子をそれぞれ短時間報告してから懇談です。
消費税増税に伴って国が決めた1回ぽっきりの1万円の「臨時福祉給付金」「子育て世帯臨時特例給付金」の市からの通知がしばしの話題となりました。「該当する可能性のある市民」に通知されているため、非課税の被扶養者であっても、課税扶養者にも届いているのです。通知を受けた家族も、市の窓口も混乱しているようです。
それに、市議会・県議会での意見書に対する各党・会派の態度も話題になりました。介護保険要支援1・2の認定者を介護予防給付からはずさないよう求めることに、県議会で自民・公明・民主が反対するのでは、県民の声を代表しているとは言えない、議員の資格はない、という当たり前の意見も出されました。
午後には小名浜にある福島県水産試験場をたずね、きのう、市漁協や県漁連から聞いた話も伝えながら、試験操業における検査体制と出荷方針、本格操業へ向けた検査システムに関して意見交換。
操業自粛をせざるを得ない福島県漁業に加え、食べる筋肉などの部位には放射性核種がたまりやすく、食べない部位には核種がたまりにくいので、丸ごと検査すれば放射線量は低く出る傾向があること、同じ魚種でも原発立地のそばで育っていれば放射線量が高く、そうでなければ低く出るので、魚種によって判別できないこと、なにより魚介類は鮮度が重要なこと、これらを総合的に加味した時に、仮に機械で「合格」したのにある1匹の魚の食べる部位から100ベクレルを超える放射線量が出たらだれが責任をとるのか、こういうことが福島の漁業に迫られているのです。
シラスやコウナゴなどでは機械による「全量検査」で安全・安心・信頼が得られても、大きさも育った場所の違いも含めた個体差が当たり前の魚に関して、全漁獲物の機械による検査の可能性の問題、福島県内の漁港から水揚げされる魚種の出荷制限の問題など、簡単に解決される問題ではありません。