小名浜地域の党支部主催で「長谷部あつし県議を囲んでおしゃべりしませんか!」と題した案内チラシで呼びかけたつどいがありました。10人の小さなつどいてす。
最初に志位委員長演説のダイジェストDVDを視聴してから、その感想も含め、参加者から共産党に聞きたいこと、言いたいことを出しあっての懇談です。
憲法の上に自分を置く安倍首相による集団的自衛権行使容認の進め方への怒り、国が決めてしまったことに国民は従わざるを得ないと思っていたが、そうではなくて国民の意志でそんなことは変えられること、医療・介護総合法による今後の社会保障への不安と怒りと私たちのとりくみ、放射能汚染土壌などの中間貯蔵施設以上に事故原発の高放射線量廃棄物の処分の方法を国が示さない無責任さ、こうしたなかでの原発再稼働へのまい進への怒り…。
私たち一人ひとりの国民が怒りを示すことと、これをたばねる運動の大切さ、そして共産党をより大きくすることが日本の未来を決する話も出されました。
この党支部では、月に一回はこうしたつどいを開きたい、とのこと。
これに先立ち、私は、いわき市漁協、福島県漁連をたずね、石巻魚市場で視察した魚類の「連続個別非破壊放射能測定システム」について意見交換してきました。
操業を自粛しているうえ、出荷対象の基準も定めて「スクリーニング検査」「確定検査」を実施している福島の漁業の現場で、どういった検査機器やシステムが求められるか、大学やメーカーが技術開発を進めていますが、消費者の信頼を得られるシステムづくりは技術だけではないだけに、ほんとうに悩ましい問題です。