午前、午後、夕刻と、それぞれいわき北部の草野地域、私の地元の郷ヶ丘・中央台地域、小名浜の職場の党支部のみなさんと訪問して歩きました。
なかには、震災直後、庭の放射線量測定でうかがって以来のお宅もあり、当時の避難した様子、体の調子をおかしくしたこと、もどってからの通院の様子を語ってくれるかた。
また、原発避難者が多く住むこのいわき市からも避難している住民がいる複雑さ、水道水の安全性、放射能汚染土などの処分地などで、その思いを語ってくれるかたも。
いまだに精神的不安を抱え、これが持続して今に至っていて、こんな思いをいだくいわき市民は私だけではないはずなのに、わずかな賠償で切って捨てる東電や国の姿勢への怒りもぶつけられました。
原発事故は、このいわきにおいても、その被害がいっそう拡大していることが現実なのです。
“原発では、いったん発生した事故は時の経過にしたがって拡大していくという性質をもつ。このことは、運転停止によって被害拡大の多くが除去されるほかの技術と異なる原発に内在する本質的な危険”とした、10日前の福井地裁判決は真実です。
写真はいずれも、3日前の奥会津での早朝散歩時。