産総研福島再エネ研究所/地域中心のエネルギー政策

140509再エネ研前

夕べは久しぶりに県庁近くの常宿に宿泊。

8時半には県議団控室に集合し、郡山市の産総研福島再生可能エネルギー研究所を県議団としてたずねました。

産総研とは独立行政法人・業技術究所の略称。AISTの英語表記は、National Institute of Advanced Industrial Science and Technology からきています。

大和田野芳郎(おおわだの・よしろう)所長はじめ、福島連携調整室スタッフの4人が研究所の概要説明と所内視察を案内してくれました。

もともとこの研究所は、国の「東日本大震災からの復興の基本方針」に基づき、先月19日に開所式をしたばかりです。

140509産総研・実証フィールド

「実証フィールド」にある、約2,500枚の太陽光パネルは500㌔㍗、高さ58mの風車は300㌔㍗の発電能力があり、研究所が必要とする電力の半分はまかなえるそうです。

再生可能エネルギーを、水素を媒体とする水素キャリアを利用し、大規模かつ長期間貯蔵できる技術の開発と実証を進めること、企業20社が参画した共同事業の「薄型結晶シリコン太陽電池モジュール技術」の開発のことなど、展示物を前に説明を受けました。

140509産総研・木田くん

研究所では、私の中学校時代の同級生にもばったりと会ったりしました。

140509水素キャリア

なにより、地産地消が最大の特徴の再生可能エネルギーにより、中小企業の活性化、地域産業の活性化のため、県をはじめとした自治体の後押しとともに、エネルギー供給を地域中心にする政策を骨太く進める姿勢が不可欠です。

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