「あしたの風」と「かけはし」を退院翌日のきのうのうちにセットし、きょう、ペロを連れてご近所260軒ほどに配布しました。
先月号を配布して9日後に入院し、今月号は退院後2日目で、毎月定期の第二日曜日に間に合いました。
先月までよりはかなりゆっくりと、2時間ほどかけましたが、途中、「ハーッ、ハーッ」と息切れ。体力低下を実感です。2度に分けようかとも思いましたが、配り切りました。
配り始めてほどなく、庭いじりをしていた隣組のかたから「退院したんですか!? 聞いてましたよ」と。私の手術の直後、ご近所の高齢者が亡くなり、隣組でそろってご自宅にお焼香するのに私がいけない事情を班長さんに伝えていたからです。いたくねぎらいの言葉をかけられ、ありがたいばかりです。
また、津波で家を流され、近所の借り上げ住宅に住んでいた高齢ご夫妻が、やはり近所でバリアフリーリフォームをした家を求めて引っ越していて、ここでもしばし。
こうして話してみてわかったのは、病院のベッド上や病室内で目の前の人と会話することと、野外でお相手にはきはきと話を伝えようとして話すこととは、腹の力の入れようやエネルギー費消の違いです。
1か月近いベッド上の暮らしから、私の立場での日常生活への復帰へ、課題がはっきりしてきます。