内科医も外科医も「よかった」「よかった」と言ってくれる気持ちを共有したくて、なおかつ、きのう医師から聞いた話を復習したくて、検索してみました。
胃がん進行度の表をパソコン画面上で見せてもらいましたが、たぶん、この表だったと思います。
私の場合、「ⅠA」で、リンパに疑うほどのないものもあるけれど、疑いが正しいとしても「ⅠB」で、どちらにしても早期、ということです。
この表の左の欄のT1a からT4b のTは腫瘍(tumor)、その下のM1 のMは転移(metastasis)、上の欄のN0 からN3 のNはリンパ節(lymph node)です。
T1b(M)とかT4b(SI)とかの( )内の記号は、Mが粘膜層(mucosa)、SMが粘膜下層(submucosa)、MPが固有筋層(muscularis propria)、SSが漿膜下層(subserosa)、SEが漿膜(serosa)を超えて浸潤、SIが隣接臓器へ直接浸潤、だそうで、要するに、胃壁からの深さです。
そして見つかった細胞は「印環(いんかん)細胞」と言われる細胞で、細胞内に粘液が多く含まれ、その粘液に押されて核が細胞内の端っこにあるために、顕微鏡で見ると指輪のような形(印環)をしている細胞だそうです。
それはともかく、この細胞は、胃粘膜の表面には顔を出さず、胃壁のなかをはうように広がって、進行も早いため、気づいた時には粘膜下層にたくさん分布してしまい、しかもこうして粘膜の下で事が進んでしまうので、出血なども起こりにくく、早期発見が非常に困難だそうです。
内視鏡手術でなく、開腹手術で切除するのもそういう事情だと思いますが、そのことは確認していませんでした。
ともかく、やっぱり見つかってよかった!